2011年、日本の将来を担う子どもたちのサッカーへの興味・関心を深め、サッカーの技術・理解を向上させると同時に、サッカーを通じて心身を鍛え、リスペクトの精神を養い、クリエイティブでたくましい人間の育成を目指し、個々の選手を育てるとともに育成の環境整備・研修の場として山梨県U-12リーグを開催する。 2012年度より山梨県U-11リーグを開始する。


2016年7月18日月曜日

U-12リーググループ研修 S-ブルー

平成28年7月17日(日)
S-ブルー 6チーム指導者と保護者 58名
講師:深沢一とも先生 (市川高校教諭・山梨県サッカー協会インストラクター)

<テーマ> 子供の自立心(やる気)をどう育てるか?
いくつかの例題を準備いただき、問いかけることで日頃の指導や子育て中どのようなことを考えながら子どもたちと向き合っているか各グループに分かれてディスカッションする時間を設けました。
様々な考え方があり決して唯一正解というものはないと思います。他人の考えを聞き、自分の考えを披露し合うことにより考えの深化が図られ、コミュニケーション能力が高まり、グループの(個人間の)親密度が高まることである。


例1)指導者の車からグランドに「ボールやその他の用具を運んでくれ」、と指導者が子供に言いました。その子は、「なんで俺が運ばなければならん?」と答えました。指導者として親としてどんな言葉でどんなふうに指導しますか?
例2)子供が将来、「僕はJリーガーになって、日本代表で活躍したい。」といいました。指導者として、親としてどんな言葉がけをしますか。
例3)試合で、自分の子供が自殺点(OG)してしまいました。指導者として、親としてどんな言葉がけをしますか。どんな対応をしますか?
例4)試合で、自分の子供が決勝点を挙げ、勝利しました。指導者として、親としてどんな言葉がけをしますか。どんな対応をしますか?
例5)練習中、自分の子供が、砂遊びをしていました。練習後なんて声をかけますか?
例6)低学年リーグで暑い中、自分の子がベンチで一度も試合に出られませんでした。親として、指導者として子供にどんな声をかけますか?
【グループディスカッション】指導者・保護者が頭をフル回転して話し合っています。初めはなかなか言葉が出てきませんが最初の一人が勇気を出して・・・ディスカッションが盛り上がります。大人の方がはじめの一歩が踏み出せないのかな?ただ、リーグ戦も5年目を迎えノックアウト方式とは違う環境が整い指導者・保護者の垣根は良い意味で低くなってきていると感じています。
深沢先生も様子を見ていて普段から保護者と指導者の関係が良好に感じたといっていただきました。



グル
【グループ発表】


【講師まとめ】

子ども、指導者、保護者の三位一体となることは子どもを育成するうえで非常に大事だ。その基本となるのがしっかりとした信頼関係を築いていくことだと考えている。信頼関係がなければどんな言葉がけも伝わらない。「主役は子どもたち」です。

■サッカーのある日常とじてリーグ戦を通じ子どもたちが人として成長していくことが目標です。私たち大人にできることを皆で高めていきましょう。
お忙しい中またとても暑い中、深沢先生には急なお願いをしておいでいただきました。
今回のようなディスカッションをきっかけに指導者・保護者がともに子どもたちのために良い関係を築いていけると思いました。大変有意義な研修会となりました深沢先生参加していただいた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

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